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Esbjörn Svantesson

工業デザイナーEsbjörn Svantesson氏はエレクトロラックスのデザインが、エレガントでスタイリッシュなUltraOne掃除機の開発にどれほど大きな影響を与えたかを語ってくれています。
工業デザイン: 大きなイメージ

Svantesson氏は次のように語ります。「より大きなイメージを描きたいのです。私の仕事では、マーケティング、ブランド開発、営業面を考慮し、それらを外形、有用性、人間工学、エンジニアリングに総合的に適用する必要があります。製品がたくさんの感情や欲求を産み出すようにしたいのです。最高級イメージ」

エレクトロラックスの最新の掃除機UltraOneがその1例です。エレクトロラックスは何千ものお客様の意見をとり入れ、重要なお客様のニーズを特定することに役立てています。最高の性能、吸塵力、静音性、優れたデザインなどです。「この意見は非常に貴重で、UltraOneの主要なデザイン機能に一部採用されています。たとえば、大きな排気面は空気を拡散させ、騒音を低減します。側面の大きなキャスターは柔らかい素材なので、動きがなめらかで、UltraOneに高性能なイメージを与えます。また、ノズルにはバンパーが装備されているので、さらに静音性が優れています」

「お客様の考えと信念がリサーチによって確かめられるのは、うれしいことです。私はうるさい掃除機は好きではありませんから」とSvantesson氏は笑いながら語っています。

「製品デザインを通して、お客様が掃除機の音が好きではないことを理解していると表現することができます。バンパーもお客様の家具に配慮したものです」と同氏は言います。

騒音は知覚における最重要課題の1つですが、静音または良質な音は高性能あるいは上質な製品の条件になります。
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すっきりした外観

電化製品にとって触れた感触はとても重要です。エレクトロラックスのUltraOneは固定して使う製品ではないので、操縦性もキーポイントになります。「ハンドルを一番上に配置することで持ちやすくし、握る部分には柔らかな素材を使用しました。前面の回転キャスターも操縦性を非常に容易にしています」とSvantesson氏は言います。

北欧のエレガントさはエレクトロラックスのデザインの中核をなすものです。UltraOneのデザインでは、チューブをすっきりした外観にすることでこれを表現しました。デザインチームはまったく新しい3-in-1ノズルを作りました。「このため、キャニスタ本体に収納できるように、各種ツールを小さくしました。外観をすっきりさせると同時に、ツールをいつでも手元に置いておくことができます。片づけをするための機械自体をごちゃごちゃした外観にするのは、道理に合いませんからね」と同氏は説明します。

エレクトロラックスのUltraOneは、引き締まったライン、独特な反射を映すくぼみのある側面、鱗のような円形模様の排気孔で柔らかな形状に仕上げています。「これらの要素が組み合わされて、ダイナミックで、高性能な掃除機であることを印象づけます」と同氏は言います。

細部への配慮

部屋に置いた時の第一印象を良くするためには、細部にかなり気を遣う必要があります。同氏は以下のように指摘します。「3-in-1ラッチの小型でデリケートなラインによって、細部の印象が強調されています。側面の翼のようなトリムデザインを採用したことも製品を特徴づけるのに役立っています。個人的には眉のように見えると思っていますが、私のユーモアの感覚からそう見えるだけなのかもしれませんね」と付け加えます。

「全体的に見て、どうデザインするかで使用感も高まるのです」と結論づけた後、次のように続けています。「騒音レベル、キャスター、ノズル、ツール、性能、素材、外形、色などすべてを組み合わせることで、これまでにない最高の掃除機となりました」